車検と点検整備の違い

健康診断と治療

私たち人間社会でも、毎年健康診断を行います。そこで、何か不調があればお医者さんを受診し治療してもらいます。形あるものいずれは形が崩れます。しかし、それを少しでも遅らせ、かつ快適な車生活を送るには、車検(健康診断)と点検整備(治療)が必要です。様々な思いで購入した愛車です。その責任を果たしましょう。

点検整備

点検整備の目的は、愛車が走行している時に支障が無いようにすることです。そして、故障する前に部品交換や修理などを行います。法律で定められている点検には24ヶ月点検があり、60項目を点検します。代表的な点検箇所は、エンジンルーム内ではブレーキの液量、ウインドウォッシャ液量、冷却水の量、エンジンオイルの量、バッテリーの液量を点検します。車体まわりでは、ランプ類の点検、タイヤの空気圧、タイヤの亀裂・損傷、タイヤ溝の深さを点検します。運転席まわりでは、ウィンドウォッシャの噴出状態、エンジンのかかり具合、低速・加速の状態、駐車ブレーキの状況・引きしろの点検があります。詳しい点検項目は、(主にダッシュボードにあると思いますが)整備点検手帳がありますので、一度確認してはいかがでしょうか。以前は、この24ヶ月点検に合格しなければ車検をうけられませんでしたが、平成7年からこの事はなくなりました。極端なこと言えば、点検をうけなくても車検さえ受けていれば、何も罰則はありません。もちろん、おすすめはできませんが。

車検

車検は陸運局で愛車の検査を行い、一定期間使用して良いというお墨付きを得ることです。車検は検査の時の状態が適合しているかどうかを検査するのであって、車検以降の保障をするものではありません。また、車検では120項目にわたり行われます。そして、点検整備と決定的に違うことは、この検査に合格しなければいけません。これが車検の目的です。車検の費用を抑えるには、愛車の状態にもよりますが、どこも不具合もないということであれば整備を行わず、車検のみを受けることができます。